結婚相談所や婚活サイトなどで、だいぶ年上の人から申込まれること、ありますよね。


「20歳も年上の人から申し込まれてもな~」と、ガックリした経験のあるかたも多いのではないでしょうか。大抵の場合、年上すぎる人からのお申込みは、あまり嬉しくはないですよね。

ですがまれに年齢はいっていても、「ちょっといいかも!」と感じる人から、お申込みを受けることもあるでしょう。

私は1度だけ、魅力的だなと感じる14歳年上の人からのお申込みを受け、お会いしてみたことがあります。

今回はそのときのエピソードをお話するとともに、年の差結婚で後悔しがちなポイントについても、考察したいと思います。

「こんなはずじゃなかった」と年の差結婚で後悔しないために、この記事の内容が参考になれば幸いです。




30代はだいぶ年上の人からの申込みが増える




34歳のとき、2カ所目となる結婚相談所にて、14歳年上のかたからお申込みをもらいました。

それまでにも年上のかたからのお申込みは多数もらったことがありましたが、20代のころに比べて30代になってからのほうが、年齢差のある男性から、お申込みをうけることが増えました。

40を過ぎた男性の場合、同年代の女性では妊娠・出産に不安があるため同年代は避け、若い女性にお申込みをする傾向が強いのだと思われます。

そうはいっても40代や50代が20代に申し込んだところで、さすがにOKをもらえる確率が低すぎるため、40代以降の男性は、30代女性に絞ってお申込みをすることが多いのでしょう。

その結果として30代女性には、40代や50代など年の差のある男性からのお申込みが、集中するのだと思われます。

「若く見られます」「若い人とのほうが話が合うので」などなど、若々しさをアピールしてはいましたが、正直なところ、申込みされてもあまり嬉しくはありませんでした。

子供を望むとなれば、女性だって男性の年齢は気になりますし、なるべく自分と近い年齢のかたを希望する人が、多いのではないでしょうか。


14歳年上からのお申込みを受けてみた




14歳も年上となると、普段はお断りしていました。ですがこのかたのお写真を見て好みのタイプだったのと、年収が2千万円を超えていることに目がくらみ、お申込みを受けました。

「結局は顔と金かよ!」ってディスられそうですが、お顔が好みで高収入となれば、ちょっと話してみようかなって気にはなりますよね? なりますよね?(同意してもらいたくて2回言ってみた)

それに切実な問題として、34歳ともなると最初に結婚相談所に入会したときとは違い、申し込みの数が激減しました。25歳と34歳でこんなにも違うものなのかと、現実の厳しさを思い知ったのです。

ですからしゃくし定規に年齢で切ってしまわずに、少しでも気になった人とは話してみようと思ったのです。

そんなわけで、14歳年上さんとお会いすることが決定。

初アポの場所は、結婚相談所の近くにある、お洒落なカフェでした。

実際にお会いしてみて、写真ほどカッコよくはなかったものの、48歳にしては、若々しい感じの人でした。ですがやはり当時34歳だった私からすると、「おじさんっぽさ」は感じましたね。

まぁ~でもギリギリ、チューできるかなって? 感じでした(笑)。

そのかた、美容室を経営していて職業は美容師さんでしたので、さすがに髪型はオシャレでしたよ。

そして普段から接客しているせいか、お話も上手だったので、気まずい沈黙になることなく、それなりに会話が弾みました。

商業柄、美容関連の話題に詳しい人で、私もそういった話題は好きなほうなので、化粧品とかシャンプーとかお手入れ方法とか、そんな話ばかりをして、初回は終了となりました。



14歳年上さんとコンサートへ行ってみた




初対面を終えた次の日、14歳年上さんがまた会いたいと言ってくれていると、結婚相談所を通して連絡がありました。

初対面のときはあまり婚活らしい会話はできなかったので、私ももう少し話してみたいと思い、結婚相談所を通して、連絡先の交換をしました。

その後はメールで何度かやり取りをし、2度目はクラシックのコンサートへ行くことに。

コンサートのあとは、食事をしながらいろいろとお話しました。コンサートの流れで音楽関係の話題がたくさん出たのですが、やはり14歳年の差があると、カラオケでよく歌う曲や学生時代に好きだったアーティストなんかは、ぜんぜん違いますね。

昔話をしたとき「あー、それ知ってる~!」「私もそれ好きだった~!」って、ならないですね。

私の知らないことをたくさん知っていて、新たな情報を知れるという意味ではいいのですが、同年代と話したときに遭遇する「あ~、それ流行ったよね~!」みたいなノリにはならないのが、ちょっと寂しかったです。

あとこの日も、あまり婚活らしい話題は出なかったです。14歳年上さん、チャラい雰囲気なので、真面目な話になりづらくて・・・。



14歳年上さんと動物園へ行ってみた




コンサートへ行ったあとも、14歳年上さんからちょいちょいメールが来ており、「どこか行きたい所はある?」と聞かれました。

そこで「動物園に行きたい」と答えると、「じゃ~ドライブがてら〇〇動物園でも行く?」と聞かれ行くことに。

駅で待ち合わせをして、そこからは14歳年上さんの車に乗せてもらい、動物園までドライブ。お車はなんと、おベンツでした。

お金持ちの人はベンツ乗る人が多いんだろうけど、ベンツってところがやっぱりオジサン臭いなと、車のチョイスになんとなく年齢を感じました。でも、ベンツ乗れて嬉しかったです(笑)。

初回も2回目も、あまり婚活らしい話題で話せていなかったのですが、このときは車の中や、動物園の帰り際に食事に寄ったお店で、これまでよりも深いお話ができました。

今までの恋愛のこと、ご家族のこと、結婚後はどのような生活を望んでいるのかなど、気になっていたことがいろいろと聞けました。

結婚するにあたり気になっていた事柄についてちょっと突っ込んだ質問をしてみると、「やっぱり14歳も年の差があると難しいな」というのが、正直な感想でしたね。

いくら見た目や気持ちが若くても、14歳の年齢差が埋まるわけではありません。私の気持ちはこの時点で「結婚を見据えてのお付き合いは難しいだろうとな」となっていました。

そんな私の気持ちとは反対に、動物園へ行った数日後、結婚相談所を通して「14歳年上さんが真剣交際を希望しています」との連絡が入りました。

そのお話を聞いて、「不安要素はお金の力でなんとかできるかな~」と、いやらしい考えも頭をよぎりましたが、お店の経営って、ゆうても不安定じゃないですか。

当時はかなり稼げているような印象でしたが、近くに人気のお店ができて急に売り上げが落ちるとか、病気になって働けなくなるとか、そういった心配もあるわけで・・・。

だからやっぱり「お金だけ」を目当てにお付き合いするのは、よくないと思いました。

年の差があっても、それが気にならなくなるほど相手にゾッコンになれたらよかったですが、残念ながら14歳年上さんに、そこまでの好意を抱くことはできませんでした。

このかた、年齢のわりには精神年齢が低いなと感じることが多くて、年上ならではの知的さや包容力みたいなものを、あまり感じなかったんですよね。

よくいえばタメ感覚で気楽に接することができたのですが、だったら同年代の人のほうがいいなと、思った次第です。



年の差結婚で後悔しそうな4つのポイント




14歳年上さんとお会いしてみるまでは、年の差が6歳以上ある人のお申込みを、受けることはありませんでした。

なのでそれまで年の差結婚についてのデメリット等を真剣に考えてみたことはなかったのですが、14歳年上さんとのことは、年の差結婚について深く考えるきっかけとなりました。

年の差結婚で後悔しないために、デメリットとなり得る点を、ここでは考えてみたいと思います。


①夫を早くに亡くし未亡人の期間が長くなりがち


相手の年齢が上であればあるほど、夫のほうが先に亡くなる可能性は高まります。寿命を考えたら、当然のなりゆきですよね。

厚生労働省が発表した簡易生命表によると、2020年の日本人の平均寿命は、女性が87.74歳、男性が81.64歳となっています。

この結果から、女性のほうが6年ほど長生きすることがわかります。

ただでさえ女性のほうが長生きなのに、10歳や20歳などだいぶ年上の人と結婚すれば、十中八九、自分が相手を看取ることになるでしょう。

自分が相手を看取ることがかなりの確率で確定している将来は辛いですし、夫を早くに亡くせば、1人で生きなければならない期間も長くなります。

私はできれば相手に看取ってもらいたいと考える甘ちゃんですし、夫亡きあとの人生を、1人で長々と生き抜く強さもありません。

そういった思いからも、14歳も年の差があると無理だよなと、感じた次第です。


②定年を迎えるのが早いため多くの貯金がないと厳しい


お金持ちとの年の差結婚ならこのへんは心配しなくてよさそうですが、お相手の所得がそこまで高くはない場合、お金の心配も出てきます。

50歳近くまで優雅な独身ライフを満喫し、あまり貯金がないような人と結婚してしまうと、残りは約15年しか働ける期間がないため、夫の定年後は自分が大黒柱となる可能性が出てきます。

例えば夫が50歳のとき子供ができたとしたら、子供が15歳のとき、すでに夫は定年を迎えます。

そのことを踏まえて貯金をしていかなくてはならないため、独身時代にしっかり貯めてある人との結婚でないと、その後の生活はかなり厳しいといえるでしょう。

14歳年上さんは、話の内容からかなり派手な生活をしているようでしたので、収入のわりには貯金が少ないように感じて、そういったところも、不安要素の一つとなりました。


③介護の負担がのしかかる


同年代同士の結婚であれば、必ずしも自分が介護する側になるとは限りませんが、相手がだいぶ年上となれば、かなりの確率で、自分に介護の役割が回ってきます。

夫だけのことではなく、当然夫の親の老いも早くにやってきますので、下手をすると夫の親の介護と、育児が重なる恐れも。

14歳年上さんのご両親の年齢を聞いた際に、私の両親よりも約20歳も年上で、そろそろ介護を必要としてもおかしくない年齢でした。

これだとかなりの高確率で、介護と育児が重なるのではないかと、当時はまだ子供が欲しいと願っていた私は、ここでもやはり不安を感じました。

介護の問題もお金である程度は解決できるので、お金がある家ならそこまで問題視しなくてよさそうですが、施設やヘルパーさんをガンガン使えるほどの財力がない場合には、厳しい生活が予想されるのではないでしょうか。

そもそも超高齢化社会の現代において、手ごろな価格で入居できる評判の良い施設はかなりの順番待ちとなっているため、必ずしも施設に入居できるとは限らないようです。(お金に糸目をつけない財力があれば別ですが)


④見た目の劣化を感じやすい


「イケオジ」なんて言葉もあるように、50歳くらいになってもカッコイイ人は、確かに存在します。

ですがさすがに還暦を過ぎてくると、よほどメンテナンスにお金がかけられる人以外は、見た目の劣化は否めなくなってくるかと。

同年代ならば同じように老いていけますが、15歳・20歳などの年の差があると、相手の老いが気になる時期は、確実に早まるでしょう。

例えば自分が45歳のとき65歳になった相手を見て、相手の変化に戸惑い、異性としての魅力を感じられなくなるかもしれません。

出会ったときはイケオジでも、お爺ちゃんになるのは自分よりもだいぶ早いので、将来も含めて愛していけそうか、自分の心にしっかり問うてみてください。



同世代婚に比べて年の差婚は離婚率が高い




年上の男性には同年代の男性にはない包容力があったり、お金に余裕があったりなどして、カッコよく見える場面も多いため、年齢差があっても恋に落ちることはあるでしょう。

しかしながら結婚となると、先の項目で挙げたような不安要素も出てくるため、将来のことまで考えた、冷静な判断が必要といえます。

参考までに、以下のようなデータがあるのはご存知でしょうか。

アメリカのエモリー大学が3千組の夫婦を対象に、夫婦の年齢差と離婚率の関係を調査しました。

その結果1歳差では離婚率が3パーセントなのに比べて、10歳差では39%、20歳差では95%にまで上がることがわかりました。

そして最も離婚率が低いのは0歳差。つまり同年齢同士の結婚だとの結果が出ています。

この調査結果からも、年の差結婚のリスクの高さがうかがえます。

「恋は盲目」状態になることなく、結婚となれば相手の短所もしかとチェックし、そこも含めて愛していけるかを、判断せねばなりません。

リスクの高い年の差結婚となればなおさら、恋に浮かれ過ぎることなく冷静な気持ちで、年の差結婚によるデメリットを受け入れられるのか、慎重な判断が必要となるでしょう。

もちろん年の差があっても幸せな結婚生活を送っている方々もいらっしゃいますから、年の差結婚を否定する気はもうとうありません。

ここに書いたのは客観的な事実と、それを踏まえた私の感想です。人それぞれに合う・合わないはありますし、考え方も価値観も十人十色です。

皆さんも私も、自分に合った結婚の形を見つけられるといいですね。


ではでは、今回はこれで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。ウサギ