私はかつて、Hさんという、頼りない男性と付き合っていたことがあります。

付き合っていた当時は「こんなことも自分で決めれないなんて、大人としてどうなんだろう」とか「こんなにストレスに弱くて、この先大丈夫なのかな」など、不満や不安の気持ちがつのっていました。

その結果、彼のことを振ってしまいましたが、今となっては振ってしまったことを後悔しています。

過去の後悔を活かして、この記事では頼りないと感じた男性の特徴や、頼りない男性と付き合うメリットなどについて書いていきます。

彼が頼りなくて今後の付き合いに迷っているかたの参考になるかと思いますので、よかったら最後までご覧ください。

頼りない男性にも、良い所はあるんですよ!




婚活サイト「アイメール」で頼りない男性と出会う


Hさんとは、利用していた婚活サイト「アイメール」を通して出会いました。私が30歳でHさんは3つ上の33歳でした。

Hさんからのお申し込みで、私がメッセージのやり取りをOKした理由は、以下の5点です。

①コピペメール見え見えな申込みメールも多い中、私のプロフィールをちゃんと読んでメッセージをくれたと思わる文面だったこと。
②住んでいる場所がわりと近そうだったこと。
③写真がカッコよかったこと。
④年収が希望範囲内だったこと
⑤プロフィールが丁寧に書かれていて、なおかつ文面に優しそうな雰囲気を感じられたこと。

メッセージのやり取りは順調で、毎回きちんと内容のあるメールを送ってくれたので、メールのやり取りを通じて、徐々に距離を縮めていくことができました。

メールのやり取りを始めても、「おはよう、今日も1日頑張ろうね!」とか「今なにしてるの?」などのような短文メールばかりを送ってくる人も多く、私はそういった短文メールは苦手だったため、ちゃんと中身のあるメールを送ってくれるHさんに、好感を持ちました。

2~3日に1回くらいのペースでメール交換をし、始めて1ヵ月ちょっと経ったころに「そろそろ会ってみたいな~」と思った私は、こちらから「お茶でもどうですか?」と誘ってみました。

すると、いきなり会うと緊張して話せないかもしれないから、まずは電話で話したいとのお返事が。

メールの短文派、長文派と同じで、会う前に電話したい派かしたくない派か、ここも好みが分かれるポイントですよね。


婚活サイトのメール相手と電話で話してみた


私はどちらかというと、会う前の電話はしたくない派です。1度も面識のない人との電話って、なまじ実際に会うより緊張しませんか。電話だと顔が見えないから、話の間がとりにくいので苦手なんです。

同時にしゃべりだしてしまい、「あっ、ごめんなさい。お先にどうぞ。いえいえそちらからどうぞ」みたいになってしまい、変な間ができてしまったことも、過去に何度かありましたからね。

このような理由から、電話するより実際に会ってみればいいと私は思う派ですが、「いきなり会うのは緊張するからまずはどうしても電話で話したい」とのHさんの要望を受け入れ、まずは電話でお話しをすることにしました。

Hさんからの初めての電話は、しゃべりがかなりたどたどしかったです。しょっちゅう噛むし、こちらが質問した内容とは別の話をいきなりし始めたり、私の話を違った方向に解釈してしまったりと、あまりかみ合わない会話となってしまいました。

それでもHさんのキャラは突っ込みやすい雰囲気でしたので、私が「えー、私が知りたいのはそこじゃないんだけど」などと突っ込んだりしながら、終始和やかで、笑いのある雰囲気ではありましたね。

3回目に電話で話したとき、お茶をする話が具体的に進み、時間と場所を私が決めました。私とHさんは隣同士の県に住んでおり、車で1時間ほどの距離です。

Hさんが私の住んでいる地域まで来てくれるとのことで、私がお店を決めることになり、無事に初対面は済ませることができました。

ですが初対面のとき既に、Hさんは頼りない男の片鱗をのぞかせていたのです。


電話での会話を経て初対面


お会いする場所はお洒落なカフェをセレクト。駐車場でHさんらしき車を発見した私は、近寄っていき窓ガラス越しに会釈をしました。

すると向こうも会釈を返してくれ、すぐに車から降りてきて、「どうも初めまして。わざわざ来てくれてありがとうございます」などの、初対面によくある挨拶を交わしました。

挨拶が終わるとお店に入り、メニューを見て注文をするわけですが、Hさん、いつまでたっても注文の品が決まらないのです。

「これは何が入っているのかな、こっちも気になるな~」などと言っていて、私がもうとっくに決まっているというのに、なっかなか決まらないんですよ。

いい加減待ちくたびれた私は、「このランチセットにサラダバーを付けるのがお勧めです。ランチセットの中ではオムライスプレートが1番人気ですよ」と、助言を出しました。

するとあっさり、「じゃあそれにします」となり、店員さんを呼び注文をします。注文のとき、「オムライスのソースはどれになさいますか? こちらの4種類からお選びください」と聞かれ、再び迷いだすHさん。

4種類の中からソースを選ぶごときでグズグズしているのを見かねて、「デミグラスとホワイトソースのWがけがお勧めですよ」と私が言うと、「じゃあそれで」と、結局ソースも私の指示通りのものを頼んだのです。

あれっ? すごく優柔不断な人なのかな?

そう思ったものの、お人柄自体は悪くなかったです。思っていたよりも積極的にお話してくれましたので、気まずい沈黙もなかったですしね。

ただ天然な人なようで、話の説明の仕方がおかしかったり、物事の例えが独特だったりして、少し変わった人だな~との印象は受けました。

それでも人の好さは感じたこと、一緒にいて楽だったこと、無理して話をつなごうとせずとも会話が普通に続いたことに気を良くした私は、その後もHさんと、何度も一緒にお出かけしました。

ですが会っていく中で、徐々にHさんの頼りない部分が気になるようになります。Hさん優しい人ではあったのですが、それと同時に、頼りない人でもあったのですよね。


私が出会った頼りない男の特徴


ここでは私がHさんに対して、「頼りないな~」と、特に感じた項目についてお話します。

自分で決められない


デートの行先はもちろんのこと、飲食店に入ったときにどのメニューを頼むのかなど、とにかく自分で決められない人でした。


一緒に食事に行くとグズグズしていてなかなか注文が決まらず、結局は毎回私と同じものを頼むので、あるとき「違うの頼んだほうがいろいろ食べれていいと思うけど?」と言ってみました。


すると、「じゃ~どれにすればいいかな~?」と、再び迷い始めて、結局は私が決めてあげました(笑)。


一緒に洋服を買いに行っても、自分の判断に自信がないのか、なかなか決めようとせず、「どれがいいと思う?」とやたらと聞いてきましたね。


ある程度目星をつけてから、「どっちがいいと思う?」ならいいのですが、全てを私に丸投げしてくるので、「子供みたいな人だな」と、頼りなさを感じました。


段取りが悪い


出かけるときの段取りを考えてくることなく、行き当たりばったりで行動するので、彼に任せておくと時間のロスが大きかったです。

たとえばディズニーランドランドに一緒に行ったとして、効率よく回れるように、どのアトラクションから行くか、考えて動きますよね。

彼の場合は完全なる思い付きで、「あれ乗ろう、ここ見たい」などと言ってくるので、移動距離が無駄に増えてしまい、時間が大幅にロスします。

普段の買い物にしても、家電量販店・ドラッグストア・インテリアショップなど、幾つかのお店を回る場合、行き帰りの動線を考えて、行く順番を考えますよね。

しかし彼の場合はそういった計算をせず、「行きたい場所から行く」といった感覚で、行動していました。

挙句の果てに、人気のお店に週末行くことにしてあったのに、予約していなかったせいで、1時間半も待たされたことがあります。平日ならまだしも、人気のお店に週末行くのなら、予約は必須ですよね。

こういった段取りがぜんぜんできておらず、まるで子供みたいだなと、頼りなさを感じたものです。


学歴を気にし過ぎる


彼には学歴コンプレックスがあり、何かにつけて「俺は大した大学出ていないから」とか「バカでも入れる大学しか行けなかったから」などと言っていました。

2回目のデートのときには、レベルの低い大学にしか入れなかったことを、長々とぼやいていていましたね。

その後は仕事の失敗や上手くいかない原因を、「学がないから」と、やたら学歴のせいにする発言が何度も聞かれ、なんだか情けなく感じてしまいました。

学歴が無くても、しっかり仕事をこなしている人は世の中に大勢いるわけですから、やたらと学歴のせいにするのはおかしいです。

33歳にもなって、いつまでもウダウダと学歴を気にしている彼に、頼りなさを感じてしまいました。


ストレスに弱い


彼は日ごろから仕事の愚痴が多く、よく弱音を吐いていました。同じ職場ではないので、どの程度のテンションで注意されたのか正確にはわかりませんが、「その程度でいちいち落ち込むなよ」と、私からすると思えてしまうような内容でしたね。

仕事が遅ければ遅いと言われるし、間違えがあれば指摘されるのは当然です。それを必要以上に重く受け止め、「胃が痛い」とか「上司に嫌われている」などと言っていて、過剰反応し過ぎのようにも感じました。

デート中に体調が悪そうにしていることが何度もあり、理由を聞くと大抵、仕事のことで悩んでいました。

仕事に対して後ろ向きな発言が多かったので、もう少し自分に自信を持ち、前向きな気持ちで仕事に取り組んでほしかったです。


頼りない男性と付き合うメリット


短所と長所は紙一重でもありまして、Hさんの頼りない部分は、見方を変えれば長所にもなり得ます。当時の私は悪い見方ばかりをしてしまい、頼りない部分を短所としてしか捉えられませんでした。

そんな過去の自分への反省を込めて、ここでは頼りない男性と付き合うメリットについて、掘り下げてみたいと思います。


大らかなので喧嘩になりにくい


頼りない男性は、あまり自分に自信がないため、基本的に謙虚です。ゆえに相手の細かい部分までチェックし、文句を言ってくる可能性はかなり低いといえます。

基本的に人当たりがよく、相手にガツンと物申すほどの度胸は持ち合わせていないため、喧嘩になることがほとんどありません。

自分に自信のある自信満々タイプな男性は、女性の指摘に対してなんだかんだと言い返し、簡単には謝らない人も多いようです。

ですが頼りない男性は、謙虚で自己主張をあまりしないため、女性からのダメ出しに対し、素直に謝ってくれる場合が多いのです。


自分の要望が通りやすい


頼りない男性は自分で決めるのが苦手なため、何かにつけて彼女に意見を求めてきます。また彼女の意見に合わせることに抵抗がないため、多くの場面において、彼女の意見を尊重してくれます。

よってデート場所は自分の行きたい所へ行けますし、自分の食べたいものが食べられます。結婚生活においては、自分の生活習慣や、生活ペースに合わせてもらえる可能性が高いでしょう。

何でも自分で決めなければならず、荷が重いと感じる女性もいるかと思いますが、何事も自分で決めたい女性にとっては、自分の要望が通り好都合といえるでしょう。


自分を必要としてくれる


自分一人でも力強く生きていける男らしいタイプとは違い、頼りない男性は、一人になることを恐れる傾向にあります。

自分で決断することが苦手であり、ストレスに弱く愚痴を聞いてくれる相手が必要なため、頼りない男性にとっては彼女や妻の存在が、より大きいものとなるのです。

頼られることが嫌いではない姉御肌な女性ならば、「この人には私が必要なんだ」と、母性本能がくすぐられるのではないでしょうか。

「君がいないと生きていけないんだ!」と男性に心の底から思ってもらえたら、それは女性みょうりに尽きるというもの。

ゆえに世話好きな女性にとって頼りない男性は、相性バツグンの相手となる可能性を秘めています。

「この人はこんなにも私を必要としてくれる。だから絶対に私から離れていかない」そう思える安心感や充実感は、実はとても尊いものなのかもしれません。



デメリットばかりではなくメリットにも目を向けてみよう!


私はHさんを振ってしまったことを、今となっては後悔しています。

確かにHさんは頼りなかったし、行動がルーズで決断力がないため、度々私をイライラさせました。

けれど冷静に考えてみると、一緒にいてすごく楽だったんですよね。カラオケに行きたいといえば付き合ってくれて、水族館へ行きたいといえば連れて行ってくれました。

私だって決して完璧な人間ではないので、時間に遅れることや、気が利かない部分もあったと思いますが、文句や嫌味などを言われたことはありません。

Hさんのそんな優しさに目を向け、感謝できなかった私は、高慢ちきで嫌な女でした。

そして冷静に自分の性格を分析してみると、私は合わせるよりも合わせてもらいたいタイプなので、Hさんのような男性とは相性がよいのだと、今となっては思っています。

当時は頼りない部分ばかりが気になり、イライラしたり将来に不安を覚えたりして振ってしまいましたが、その後に付き合った男性の自己主張の強さに嫌気がさしたとき、「何でHさんをふってしまったんだろう」と、後悔の気持ちに苛まれました。

人間だれしも欠点はあるもの。とかく欠点ばかりに目が行きがちですが、しっかりと長所にも目を向けて、安易にお相手を振ってしまうことのないよう、慎重に見極めてくださいね。

案外、長所と短所は紙一重だったりもしますので。


ではでは、今日はこのへんで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。ウサギ