顔が好みじゃない人との結婚はアリ?成功者に学ぶ4つの判断項目も解説
私はこれまでに何度も、このての悩みには遭遇してきました。私はどちらかというと見た目から入ってしまうタイプなので、顔が好みでないと、異性として好きになるのは難しいです。
ですが顔がタイプでも性格が合わなければ、結局のところ長続きはしません。ゆえに「顔を重視して選んでしまうのはよくないのかな」と、優しいけど顔がイマイチな人と出会うたびに、悩んだものです。
今回の記事では、私史上1番、顔か性格かで悩んだときのエピソードをお話します。加えて、好みのお顔ではない男性と結婚し、幸せに暮らしている友人の、男性選びの基準についても紹介します。
顔か性格どちらを重視するかで悩んでいる人は、これを読むと、少しは気持ちの整理に役立つかもしれません。
婚活サイトで気の合う人と出会う
Tさんは理系の学部を卒業し、卒業後は大手電機メーカーで、商品開発をしている人でした。メール交換を3ヵ月近く続けたことで信頼されたのか、会社名や、どんな物を作っているのかまで教えてくれました。
仕事の話以外にも、実家や兄弟の話など、プライベートなことも話してくれたので、信用されているようで嬉しかったです。
Tさんの地元である石川県のこともいろいろと話してくれたり、私の仕事の愚痴を親身になって聞いてくれたりもしました。
お互いに海外ドラマが好きという共通点もあり、自然と話が弾んだので、メールはいつも長文でしたね。
写真を見て気持ちが落ちるのを感じた
私もTさんもプロフィールに写真を登録していたものの、顔がはっきりとわかる写真ではなかったため、そろそろ交換しておくべきだと私も思ったので、「そうですね、写真交換をしましょう」と承諾。
Tさんから送られてきた写真を開くときは、ドキドキでしたね。どうか好みのお顔でありますようにと、祈るような気持ちでクリックしました。
ですがその祈りは届かず、写真に写っていたのは、私の好みとは程遠いタイプの男性でした。
メールのやり取りが楽しかっただけに、気持ちは複雑でしたね。
でも写真を見てガッカリしたなんて言えないので、「優しそうなかたで安心しました」と、社交辞令的な感想を述べておきました。
すると「ウサギさんの地元は〇〇が名物ですよね。1度食べてみたいので、よかったら食事につきあってくれませんか?」と、お誘いがきたのです。
私は少しだけ迷いましたが、写真だけじゃわからないことも多い。いい人そうだしまずは会ってみようと、「お誘いありがとうございます! 一緒に〇〇を食べに行きましょう」と、お返事しました。
Tさんは県外に住んでいるため、新幹線とバスを乗り継いで、片道3時間近くかけて会いに来てくれました。
実際に会ってみてもやはり顔はタイプじゃなかった
「写真よりも実物のほうがいいじゃん!」ってパターンになりますようにと、淡い期待を抱いていたのですが、その期待は儚く消え去りました。
服装はちゃんとしていて清潔感はありましたが、顔は写真よりも老けている感じでしたね。
たぶん送ってきた写真、入社当時のものなんじゃないかな。肌のハリ感とか髪のボリュームとかが、明らかに違っていました。
でも若いころの写真を使うのって、昔はよくあることだったんです。当時は今のようにアプリで写真を加工する代わりに、若いころの写真を使う人も少なくなかったです。
やはり、少しでも自分を良く見せたいとの心理が働くのでしょうね。
写真と実物のギャップがあると会ったときにガッカリされると思うので、私は若いころの写真や、アプリで加工した写真を載せることはしません。
ですが写真で弾かれて申し込みにOKがもらえないことが続くと、少しでも良く見える写真を…との想いになる気持ちは理解できます。
ですから実際にお会いしてガッカリした気持ちはありましたが、「若いころの写真を使うなんてあこぎな真似を」といった悪い感情を、Tさんに抱くことはなかったです。
はじめましてのご挨拶をすませると、駅から少し歩き、お目当てのお店に入ります。
お店に入りチャチャっと注文を済ませると、Tさんが自己紹介を始めました。名前・年齢・勤め先などをきちんと話してくれて、名刺もくれました。
大学と大学院でどんなことを学び、なぜ今の会社を希望したかなども話してくれました。初対面でこのような話をしてくれた彼は、きっと真面目で誠実な人に違いない。
彼と比べると鼻クソみたいな私の経歴も、見下すことなく面白がって聞いてくれて、私の自虐を交えた自己紹介に、たくさん笑ってくれました。
このように初対面の時間は和やかに楽しく過ぎていきましたが、私にはどうしても気になることがあったのです。
私はこの人とチューできるのだろうか?!
【大問題】私はこの人とチューできるのか?
Tさんとは楽しくお話しができて、誠実さも感じました。遅い時間まで話し込んだので、バスで帰るのは危ないからと、タクシー乗り場まで一緒に来てくれて、タクシー代を渡してくれました。
こういった行動からも、「いい人だな~」と好感は持ちましたが、恋愛感情は持てる気がしなかったんですよね。
Tさんとキスとかそれ以上のことをするのは、全く想像できなかったです。決して嫌な人などではなく、むしろいい人なのですが、お顔が好みのタイプからだいぶ外れていましたので・・・。
こんな言い方をしたら申し訳ないけど、「こんな彼氏がほしい」ではなく、「こんな友達がほしい」というのが、そのときの正直な気持ちでした。
20代のころは今よりも顔を重要視する気持ちが強くて、好みのお顔の人とでないと、恋愛する気持ちになれなかったんです。
それでも性格的にはいい人だと感じましたし、いやらしい話、お勤め先もしっかりしていたので、お顔がタイプでないからといきなりお断りするのは、勿体ないと思ったんですよね。
そんなわけで初対面の次の日、Tさんから「昨日はとても楽しかったです。またぜひ一緒に食事でもしましょう」とメールがきたとき、「私も楽しかったです。私もぜひまたお会いしたいです」と返信しました。
その後も4回、Tさんは片道3時間近くかけて、私に会いに来てくれました。映画を見に行ったりカラオケやボーリングに行ったり、動物園に行ったりして楽しい時間を重ねましたが、私の気持は、どーしても友達止まりだったんですよね。
Tさんに対して、手をつなぎたいとかギューと抱きしめてほしいとか、そういった感情が湧いてこないのです。
友達として会うぶんには問題ないけれど、もしTさんがキスとか迫ってきたらどうしようと、会っている最中そんな心配などもしていました。
友達以上としては見れないと告げる
気軽に会える距離ならば、もうしばらく友達付き合いをしてみて、それからどうすべきかを、判断してもよかったと思います。
ですがTさんは県外に住んでいるため、そうもいきません。現時点で友達以上として見れる見込みがないのに、これ以上Tさんに時間とお金を使わせるのは、申し訳ないと感じました。
そこで私は4回目に会った数日後、Tさんに「現時点では友達以上としては見れないこと」を、メールで伝えました。
それに対してTさんは、「はっきり言ってくれてありがとう。これからも友達として、たまには食事でもしたいですね。僕の婚活相談にものってください」などといった内容の返事をくれました。
しかし実際にはこれを境に徐々にお互いメールをしなくなり、その後はもう、会うことはありませんでした。
性格もお勤め先も良い人だっただけに本当に迷いましたし、今にして思うと、あのときの判断は間違っていたのではないかとすら感じています。
性格も勤め先も収入もよくて、そのうえ好みのお顔の人を見つけようだなんて、あつかましいですよね。自分でもわかってるんですよ。こんな欲張りな性格だから、この年まで結婚できないのだと。
もしあのときTさんとお付き合いしていたら、今ごろ穏やかな家庭を築けていたのかな~と、そんな思いにふけりながら、ふと涙がこぼれることも。
前回書いた人のことでも後悔しているし、私なかなかやらかしてるな~(^-^;
振ったあとに後悔したこちらの記事も、興味があるかたはご覧になってみてください。
顔が好きじゃなくても結婚して幸せになった人
彼女は独身時代、どちらかというと面食いでしたが、結婚には顔よりも性格や条件が大事だと、当時から断言していました。
そんな彼女の意見を元にして、お顔が好みではない場合に、重視するべき判断項目について、考えてみたいと思います。
①お金である程度のことは解決できる
ゆえに見た目をとるか、条件をとるかで悩む人は多いことでしょう。
そんな悩みに対して友人いわく、見た目と条件とで悩むなら、条件を優先させるべきとのこと。なぜなら、結婚と恋愛は違うからです。
結婚して家庭を築くとなれば、それ相応のお金が必要となります。夫のお給料が安ければ、小さな子供を抱えてパートに出なければならず、育児と家事とパートをこなさなければならない、ハードな日々となってしまうでしょう。
お金がないと心に余裕がなくなり喧嘩が増えますし、お金がないと子供に満足な教育を受けさせることもできません。
そしてお金がないと、自分たちのメンテナンスにお金をかけられないため、見た目の劣化が早まってしまう恐れも。
お金があれば肌や髪や歯など、メンテナンスにお金をかけられます。それにより清潔感が保てるため、たとえ顔が好みではなくとも、生理的に無理というレベルにはなりにくいのだとか。
お金があれば、ある程度の「美」は手に入ります。だからこそ見た目よりも、条件を優先させるべきとのことでした。
②イケメンじゃなくても「いい顔」をした人ならOK
友人いわく、顔の作り自体はイマイチでも、内面の良さが表情に表れている人を選ぶことが、大事なのだそうです。
年齢を重ねていくと、顔に人生が出るといいますよね。良い人間関係を築けている人や、笑顔の多い人生を送ってきた人は、いい顔つきになるとのこと。
「目は口程に物を言う」ということわざがあるように、目や表情にはその人の本質が出やすいのです。
うさん臭い人や自己中心的な人って、よく見ると顔つきの悪い人が多くないですか。笑っているように見えても、実は目が笑ってないんですよね。
犯罪者に人相が悪い人が多いのも、素行の悪さが顔に出てしまっているからではないでしょうか。
イケメンじゃなくとも、目や表情に内面の良さがにじみ出ているような人を選べば、きっと幸せな結婚生活を送れることでしょう。
ぜんぜんイケメンではないけれど、どちらかというと不細工だけれど、でもなぜか魅力的。友人の旦那様はそんな人です。
③なんとかスキンシップが取れる
顔が好きじゃないと、手をつなぎたいとかキスしたいとか、そういった気持ちにはなりづらいものです。
友人も、ぶっちゃけ最初は彼とのスキンシップに抵抗があり、最初に手をつながれたときには、「ちょっと嫌だな」とすら感じたそうです。
ですが友人は相手の性格や条件に重きを置くという考えですので、「ちょっと嫌だな」と思っても、我慢して手をつなぎ続けたのです。そうしたところ、徐々に慣れたと言っていました。
そもそも手をつなぐときって横並びなので、顔はあまり見えませんよね。キスをするときは目を閉じるので、このときもあまり顔は見えません。
そして夜の営みのときには、電気を消して部屋を暗くするので、このときもまた、あまり顔は見えないのです。
このようにしてだましだましなんとなくスキンシップを続けるうちに、えらいもんで慣れたそうですよ。人間には、適応能力ってやつが備わっていますからね。
ただ友人がだましだましそういったことができたのは、イマイチなお顔を補って余りあるほど、彼に内面的な魅力があったからだと、いえるでしょう。
友人いわく、尊敬できる部分や頭や性格の良さなど、内面的な魅力を発見するにつれて、徐々に外見もカッコよく見えてきたそうですよ。
④年を取ったときのことを考えてみる
そうなったときには、イケメンだからとか美女だからとかではなく、人間としての魅力が、重要になってくるのではないでしょうか。
若いときはとかく見た目にこだわりがちですが、結婚は年をとっても続きます。長い目で見ると、いずれは年をとってシワシワになるのだから、そこまで顔にこだわる必要はないと、考えることもできるでしょう。
そもそも結婚して何年かすると、男と女の関係から家族としての関係になっていくので、性的魅力よりも、生活していくうえでのパートナーとしていかに優れているかが、重要になるとのこと。
高齢になると医療費や介護費用など、何かとお金がかかります。年をとったときのことを考えるとなおさら、勤め先や収入、生活習慣やお金の使い方など、条件や性格面などの重要性が、高まるのではないでしょうか。
あまり金・金言うつもりはないですが、トキメキはなくても生活できますけど、お金がないと生活できませんので・・・。
後悔のない選択をしよう!
大事なのは見た目よりも性格だとわかってはいても、なかなか思うように気持ちをコントロールできず、悩んでいるかたも多いことでしょう。
顔が好きになれないと恋愛感情が産まれず、せっかく性格や収入のよい人が自分のことを好いてくれても、結婚までいたらないケースもありますよね。
特に若いころは、顔で選んでしまいがちですから。
ですがこの年齢になると、性格も収入もよい男性を、顔が原因でお断りしてしまうのは、非常に勿体ないことだと強く感じるのです。
性格も収入もよい男性とは、年齢が上がれば上がるほど、出会えなくなりますから。
婚活市場において多くの女性は、まずは男性を年収で足切りするので、年収の低い男性は選ばれず、必然的に低年収の男性が残ってしまいます。
どうしてもイケメンじゃなきゃ嫌とか、生理的に無理なら仕方ないですが、生理的な嫌悪感までではないのでしたら、すぐに結論を出すのではなく、私の友人のように、だましだまし付き合ってみるのもいいのかなと。
その結果、やっぱりダメならそのときにお断りすればいいので、写真を見ただけや、1度会っただけでお断りするのは、時期尚早かもしれません。
私の友人は結婚には顔よりも性格や条件が大事だと断言しており、その信念に基づきお相手を選んだ結果、今なお幸せな結婚生活が続いています。
彼女の旦那様は高収入なので、お子さんが小さいころは家事と育児に専念できましたし、子供に手がかからなくなった今は、自分のお小遣い程度を稼げればいいと、扶養内でパートをしています。
高収入なだけでなくマメで頭が良い人なので、家を建てるときや親の介護問題など、何かあればしっかり調べて動いてくれるため、頼りになるし本当に安心感があると言っていました。
彼女の話を聞いていて、結婚生活における重要な要素とはこういう事なのではなかろうかと、お顔にこだわってしまった自分の性格に、なんだか嫌気がさしました。
人それぞれどこに重きをおくかは異なりますが、結婚生活の道のりは長いので、今だけの感情に流されるのではなく、「この人は良き夫や父親になれる人かな」と、先を見据えた判断も必要です。
②イケメンじゃなくても「いい顔」をした人ならOK
③なんとかスキンシップがとれる
④年をとったときのことを考えてみる
自分にとって重要なのは顔なのか、楽しく話せることなのか、はたまた条件なのか。何が重要なのかをしっかり見極めて、後悔のない選択をしたいものですね。
ではでは、今日はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。ウサギ
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